メモ:うんこが出ないほど眠い 

 

今日行くコートールド美術館展の予習

印象派のマネからセザンヌまでということで、その辺をメモする

タイトルは検索避けで、本文とは関係がないです

 

印象派とは:19世紀後半に登場。当時はサロンという国家主権の大規模公募展で芸術家たちは作品を発表していたが、印象派は言ったらアンチサロンで、じゃあ自分たちで展覧会開こうよということで、独自の展覧会を始めた

 

マネが先駆者

"草上の昼食"では当時宗教画と神話画のみに描くとされた裸婦を描き、暗黙のルールをやぶった→糾弾されたが印象派の画家たちには衝撃を与えた

ジャポニズムもいち早く取り入れる(平面的な色の塗り方,背景の単純化)

 

モネはモチーフの造形そのものではなく外の光によって移り変わる色に着目した

色を塗り重ねることでしかその微妙はニュアンスは表現できなかったが、絵具は混ぜれば混ぜるほど明度が下がる(黒に近づく)→画面が暗くなるので思ったような表現ができない

そこで、筆触分割(色彩分割)という技法が生まれる→のちの点描

筆触分割:自然界に存在しない色、黒を禁止

原色かそれに近い色を使用する。色を重ねるのではなく、細かな筆で隣同士に配置する

少し離れたところから見ると、画家が意図した色が認識される 鑑賞者の錯覚を利用することでニュアンスを伝えた

 

ルノワール:人物画がおおい、"陽光を浴びる裸婦"のような光と融合したような肌の表現は人物画の描写にあらたな可能性を示した

従来のような写実性は欠けるために最初は厳しく批判される

「絵画は愛らしく、喜ばしく、かわいらしいものでなければ」という言葉を残した

 

後期印象派

ゴーガン:見たままの光景を描く印象派に満足せず、実在の風景と空想の世界を同時に展開する総合主義(サンティサム)を打ち出す (色彩に関してのちのフォーヴィスムナビ派へ引き継がれる)

ゴッホ:印象派と日本美術から強い影響を受ける、色彩を用いて個人の感情を描く試みの追求

理論的な表現方法。遠近法を破棄し色の配置のみで遠近感を出す

 

セザンヌ:印象派からさらに進んだ革新的な表現を開拓

写実性を取り払う→モチーフを簡単な形に置き換えた 山はさんかくりんごは丸、今は当たり前だけどセザンヌがはじめた

色彩→物の持つ最も特徴的な色を強調した(りんごは赤)

遠近法を排した→カンヴァスを二次元に置き換えた 

20世紀の絵画に先鞭をつける、が新しすぎて評価されなかった

でも50代に入った頃ようやく評価されはじめて、よかったねという感じ