帰った
気を抜くとすぐに日付が変わる
意識して日の納めを書くか、意識せずに日付を付属するものとして扱うか
羽田は晴れている
晴れを見たのは久しぶりなような気がしてカレンダーと記憶を照合したところ、少なくとも7日は晴れを見ていなかった
東京モノレールから見える港区の景色が好きだ
私が飛行機に乗る日は大体天気はよく晴れていて、海がキラキラしていてきれい
遠くに目をやると、海の上に直線的なビル郡、ビル群を挟む空の色
海と空は大体似た色をしている
遠くから見ると同じ色にみえる時が特に好きだ
多分、同じ色を裂くように何かがある景色に惹かれているのでないだろうか、という気づき
電車に乗っているのでショルダーサーフィンに怯えながら文字を連ねる
作ったものを見られるのはどうにも恥ずかしくて
至らなさが分かるから
絵も文も
絵を投稿する専用のアカウントを複数持っている人間でも恥ずかしいのよ
これがなあ
自分の中でうまくいったときは嬉しくて、
他人の目があるともっといいところを見て欲しい一心で今よりうまくなれる気がするから投稿は辞めてない
特に作ってる最中を見られるのが辛い
こう、巣を歩く蜘蛛の気持ちが分かる気がしてくる
人間の力をもってすれば蜘蛛の巣も蜘蛛も一瞬で潰せる、そのような苦痛
上野
巣を歩く蜘蛛は自分の動作を見つめる物体に気がついているのだろうか
恥ずかしさで死にたくなる
絵がうまくなれば、龍がその鱗を繕う姿を人間に見つめられるときのような気持ちになれるのだろうか
龍は人間を襲わない
日暮里
熱視線
乗り換え
なりたいなあ、龍に
東京は31度で、ロンTを着た私は浮いているかもしれない